
Avalanche
ひとことで言うと
たくさんのアプリや独自チェーン(Avalanche L1)を速く・安く動かすための、Avalancheの基軸トークン
何のための暗号資産か
- ネットワーク手数料(いわゆるガス代)を支払うため
- ステーキングでネットワークを支え、セキュリティを高めるため
- Avalanche上の複数チェーン/複数L1の間での共通の基準(単位)として使うため
どんな問題を解決しようとしているか
- 取引が混むと遅くなったり手数料が跳ねやすい、というスケール課題
- アプリごとの要件(速度、コスト、ルール)に合わせてチェーン側を柔軟に設計しにくい問題(=カスタムL1を作りやすくする)
- Ethereum系のツール資産を活かしにくい問題(EVM互換で移植しやすくする)
主な使われ方
- C-Chainなどでの送金・取引手数料の支払い(手数料の一部はバーンされる仕組み)
- バリデータ参加のためのステーキング
- Avalancheの3チェーン(X/P/C)間で資産を動かす・用途に応じて使い分ける
- Avalanche上のdApps(DeFi、ゲーム等)での基軸通貨としての利用(主にC-Chain)
良いところ
- 供給上限(720M)が明確で、ルールが比較的追いやすい
- 手数料バーンがあり、利用状況次第で流通量が減る方向に働く
- EVM互換で、Ethereumの開発ツールや知見を活かしやすい
- 3チェーン構成(X/P/C)などのマルチチェーン設計で役割分担している
しくみ(ざっくり)
- AvalancheはL1で、用途の違う3つのチェーン(X/P/C)を中核に持つ(資産移転、バリデータ管理、スマートコントラクト等)
- バリデータがAVAXをステーキングしてネットワーク運用に参加する(PoSの要素)
- 合意形成はAvalanche系コンセンサス(論文/ホワイトペーパーで提案された“サンプリング”を使う方式)
- 取引手数料は支払われ、少なくとも一部は焼却(バーン)される
現在の課題・論点
- 仕組みが多層(3チェーン+複数L1)で、初心者には理解・運用がやや複雑
- スマートコントラクト利用が中心になるほど、コントラクトのバグや詐欺への注意が必要(これはEVM圏全般の論点)
- 規制・税制など、国や地域ごとのルール整備とのすり合わせ
- 探索ツール(エクスプローラー等)の移行・運営主体の変化が起きることがある(どれを公式として使うかの見極め)
名前 / 読み方
Avalanche / アバランチ
略号
AVAX
公開日
2020年9月21日
発行上限(最大供給量)
7.2億枚
タイプ
Avalanche(アバランチ)独自のブロックチェーン(L1)
暗号資産の記事をもっと読む
記事一覧をすべて見る
ビットコインは匿名?送金が追跡される仕組みと、本人とつながる場所
ビットコインの記録に本名はふつう載りませんが、送金の記録は誰でも見られます。名前が無くても送金のつながりが推定される仕組み、米国の裁判での扱い、国内の取引所で本

レイヤー2が終わると資産はどうなる?Blast・Abstractの期限と移し方
イーサリアムのレイヤー2「Blast」と「Abstract」が終了を発表しました。国内の取引所の口座だけで持っている人は、原則として自分で移す操作は不要です。ウ

イーサリアムのグラムステルダムとは?ETHを持つ人への影響と手数料
イーサリアムの次のアップグレード「グラムステルダム」で、ETHを持っている人がすることはありません。何が変わるのかを、試験用ネットワークで測ったガスの上限の動き

DeFiとは?ユニスワップの仕組みと、預けた人に起きること
DeFi(分散型金融)は、ブロックチェーン上のプログラムが取引などのルールを実行する金融サービスです。ユニスワップでは、2つの暗号資産を預けた人たちのプールが売

暗号資産はなぜ盗まれる?3つの手口と、取引所に預けた分の守られ方
暗号資産が盗まれる手口は、預け先の鍵や出金の仕組みが破られる・だまされて自分で渡す・プログラムの欠陥を突かれるの3つです。Bitget・DMM Bitcoin・

ステーブルコインとは?1ドル・1円のまま保たれる仕組みと、戻せなくなるときを解説
USDT・USDC・JPYCのようなステーブルコインは、発行元が1ドル(1円)で払い戻すと約束しているブロックチェーン上のデジタルな券です。値段を支える裏付け資