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パグ公開日: 2026-01-12

パグを飼う前に知っておきたい5つのこと|性格・寿命・注意点

ℹ️

この記事でわかること

  • パグの性格や特徴、飼いやすさについて
  • パグの平均寿命とかかりやすい病気
  • パグを飼う際の日常のお世話と注意点
  • 愛嬌たっぷりの表情と、ずんぐりむっくりとした体型が可愛らしいパグ。

    鼻ぺちゃの顔立ちと大きな瞳で、見る人を笑顔にしてくれる人気の犬種です。

    この記事では、パグをお迎えする前に知っておきたい性格や寿命、かかりやすい病気、そして飼い方のポイントまで詳しくご紹介します。

    パグってどんな犬?基本情報と歴史

    パグは、紀元前400年頃から中国で飼育されていた歴史の古い犬種です。

    中国では王侯貴族に愛され、「魔除けの犬」として大切にされてきました。

    その後、オランダの東インド会社を通じてヨーロッパに渡り、各国の王室や貴族たちの間で大人気となりました。

    ナポレオンの妻ジョセフィーヌもパグを溺愛していたことで有名です。

    パグの体の特徴

    パグは小型犬に分類されますが、見た目よりもずっしりとした重みがあります。

    体重は6〜8kg程度、体高は25〜33cm程度が一般的です。

    がっしりとしたスクエア型の体格で、筋肉質なボディが特徴的です。

    毛色はフォーン、ブラック、シルバー、アプリコットの4種類があります。

    日本で最もよく見かけるのは、小鹿のような黄色っぽいフォーンです。

    ブラックは「黒パグ」と呼ばれ、艶やかな毛並みで人気があります。

    シルバーやアプリコットは珍しい毛色なので、見かける機会は少ないかもしれません。

    パグの名前の由来

    「パグ」という名前の由来には諸説あります。

    ラテン語で「握りこぶし」を意味する「パグナス(pugnus)」から来ているという説や、中国語で「いびきをかく」という意味の愛称から来ているという説があります。

    どちらもパグの特徴をよく表していて面白いですね。

    パグとフレンチブルドッグの違い

    パグとよく間違えられるのがフレンチブルドッグです。

    どちらも鼻ぺちゃで愛嬌のある顔立ちですが、見分けるポイントがあります。

    パグは丸い頭と巻いた尻尾が特徴で、耳は垂れ耳です。

    一方、フレンチブルドッグは「バットイヤー」と呼ばれるコウモリのような立ち耳で、体つきもパグよりがっしりしています。

    パグの性格と飼いやすさ

    パグは陽気で明るく、飼い主さんと遊ぶことが大好きな性格をしています。

    愛情深くて甘えん坊なので、家族と一緒にいる時間をとても大切にします。

    表情がとても豊かで、喜んだり困ったりする顔がはっきりわかるのも魅力の一つです。

    人懐っこくて愛情深い

    パグは飼い主さんに対してとても献身的で、常にそばにいたがる傾向があります。

    寂しがり屋な一面があるため、長時間のお留守番は少し苦手です。

    家族と一緒に過ごす時間が多いご家庭に向いている犬種といえます。

    また、パグは他の犬や人に対しても友好的で、攻撃性はほとんど見られません。

    初対面の人にもフレンドリーに接することが多いので、来客が多いご家庭でも安心です。

    ただし、番犬としてはあまり期待できないかもしれません。

    無駄吠えが少なく飼いやすい

    パグは吠えることが少なく、吠えても鳴き声が小さいのが特徴です。

    そのため、マンションやアパートなどの集合住宅でも飼いやすい犬種として人気があります。

    ご近所への迷惑を心配する方にとっては、とても嬉しいポイントですよね。

    初めて犬を飼う方でも比較的扱いやすいとされていますが、パグならではの注意点もあります。

    それについては後ほど詳しくご紹介します。

    頑固な一面もある

    パグは基本的におおらかで穏やかな性格ですが、実は少し頑固な面も持ち合わせています。

    一度覚えた習慣を変えるのは難しいこともあるので、子犬のうちからしっかりとしつけを行うことが大切です。

    しつけのコツは「褒めて伸ばす」こと。

    パグは傷つきやすく繊細な面があるため、きつく叱るよりも、うまくできたときにたくさん褒めてあげる方が効果的です。

    焦らず根気強く続けていきましょう。

    パグの平均寿命と気をつけたい病気

    パグと長く幸せに暮らすためには、健康管理がとても重要です。

    パグは短頭種という体の構造上、かかりやすい病気がいくつかあります。

    事前に知っておくことで、早期発見や予防につなげることができます。

    パグの平均寿命

    パグの平均寿命は12〜15歳程度といわれています。

    小型犬の平均寿命が12〜15歳程度なので、パグも平均的な寿命といえます。

    ただし、パグは呼吸器系や皮膚のトラブルを抱えやすい犬種です。

    日頃の健康管理をしっかり行うことで、より長く元気に過ごしてもらえる可能性が高まります。

    呼吸器系の病気に注意

    パグは「短頭種」と呼ばれる鼻の短い犬種です。

    この特徴的な顔立ちは可愛らしいのですが、呼吸器に負担がかかりやすいというデメリットもあります。

    代表的なのが「短頭種気道症候群」という病気です。

    鼻腔が狭かったり、喉の奥の軟口蓋という部分が長かったりすることで、呼吸がしづらくなります。

    普段からゼーゼー、グーグーといった呼吸音がしたり、いびきが大きかったりする場合は、一度動物病院で相談してみることをおすすめします。

    また、呼吸器が弱いため、激しい運動は苦手です。

    興奮しすぎると呼吸が荒くなって苦しそうになることもあるので、適度にクールダウンさせてあげることが大切です。

    皮膚トラブルに気をつける

    パグの特徴である顔のシワは、汚れが溜まりやすい場所です。

    きちんとお手入れをしないと、皮膚炎の原因になってしまいます。

    また、パグは皮膚が弱い傾向があり、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎になりやすい犬種でもあります。

    かゆがる様子が見られたり、皮膚が赤くなったりしている場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

    パグ脳炎について

    パグ特有の病気として知られているのが「パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)」です。

    詳しい原因はまだわかっていませんが、脳に炎症が起きて、けいれん発作や歩行困難などの症状が現れます。

    残念ながら効果的な予防法は確立されていませんが、ストレスの少ない穏やかな生活環境を整えることが大切だといわれています。

    愛犬の様子がいつもと違うと感じたら、すぐに動物病院に相談しましょう。

    パグの飼い方と日常のお世話

    パグと快適に暮らすためには、日頃のお世話がとても大切です。

    パグ特有のケアポイントを押さえて、健康で幸せな毎日を過ごしましょう。

    顔のシワのお手入れは必須

    パグの愛らしいシワシワの顔は、実はお手入れが欠かせない場所です。

    シワの間には汚れや湿気が溜まりやすく、放置すると悪臭や皮膚炎の原因になってしまいます。

    できれば毎日、少なくとも週に1回は、濡らしたコットンやノンアルコールのウェットティッシュで優しく拭いてあげましょう。

    食事の後や水を飲んだ後、散歩から帰ってきた後など、顔が濡れたときはその都度拭くとより清潔に保てます。

    拭いた後は乾いたタオルで水分を取り、湿ったままにしないように注意してくださいね。

    毎日のブラッシングで抜け毛対策

    パグは短毛ですが、ダブルコートという二重構造の被毛を持っているため、抜け毛は意外と多めです。

    特に換毛期には大量の毛が抜けるので、毎日のブラッシングを習慣にしましょう。

    ラバーブラシや獣毛ブラシを使って、皮膚を傷つけないように優しくブラッシングしてあげてください。

    ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、皮膚の健康チェックにもなります。

    愛犬とのスキンシップの時間としても楽しめますよ。

    適度な運動と体重管理

    パグは食いしん坊で太りやすい体質です。

    「呼吸しているだけで太る」と言われるほど、肥満になりやすいので注意が必要です。

    太りすぎると呼吸器への負担が増え、関節にも悪影響を及ぼします。

    散歩は1日2回、それぞれ20〜30分程度が目安です。

    激しい運動は苦手なので、ゆっくりとしたペースで歩くのがおすすめです。

    暑い時期は早朝や夕方以降の涼しい時間帯を選んで、熱中症には十分気をつけましょう。

    ここがポイント

  • 夏場は室内も24時間エアコンで温度管理が必要
  • 興奮させすぎると呼吸が苦しくなるので注意
  • 外出時は水分補給をこまめに行う
  • 食事の量は、ドッグフードのパッケージに記載された適正量を参考にしてください。

    おやつをあげすぎた日はフードの量を減らすなど、1日のカロリー摂取量を調整することが大切です。

    パグの価格とお迎え方法

    パグを家族に迎え入れるには、いくつかの方法があります。

    それぞれの特徴を知って、ご自身に合った方法を選びましょう。

    パグの価格相場

    パグの価格は、ペットショップやブリーダーによって幅がありますが、一般的に20万円〜50万円程度が相場です。

    平均的には30万円前後で購入できることが多いようです。

    価格に差が出る要因としては、毛色、性別、月齢、血統などがあります。

    メスはオスより高めに設定されていることが多く、これは繁殖できることや、一般的にメスの方が穏やかで飼いやすいと言われることが理由です。

    また、子犬の月齢が低いほど人気が高く、価格も高くなる傾向があります。

    珍しいシルバーやアプリコットといった毛色は、フォーンやブラックに比べて高額になることもあります。

    ペットショップで購入する場合

    ペットショップのメリットは、実際に何匹かのパグを見比べながら選べることです。

    気軽に立ち寄れるので、まずは見学だけでも足を運んでみるのも良いでしょう。

    購入時にはペット用品のセット販売やサービスが付いていることもあります。

    ただし、親犬の情報がわかりにくい場合があるので、健康状態や性格について詳しく質問することをおすすめします。

    ブリーダーから購入する場合

    ブリーダーから直接購入する場合は、親犬を見ることができるのが大きなメリットです。

    遺伝性の病気のリスクや、成長後の体格・性格の参考になります。

    パグは遺伝性疾患が多い犬種なので、信頼できるブリーダーさんを選ぶことが大切です。

    これまでの病歴や健康診断の結果など、詳しい情報を聞いておきましょう。

    専門的な飼い方のアドバイスがもらえるのも、ブリーダーさんならではのメリットです。

    里親として迎える方法も

    保護犬の里親になるという選択肢もあります。

    里親募集サイトや保護団体を通じて、新しい家族を待っているパグを迎え入れることができます。

    里親募集の場合は成犬が多いですが、性格がわかりやすい、しつけが入っていることがあるなどのメリットもあります。

    譲渡費用は数万円程度のことが多く、購入するよりも費用を抑えられる場合があります。

    まとめ

    まとめ

  • パグは陽気で人懐っこく、無駄吠えが少ないため初心者でも飼いやすい
  • 短頭種特有の呼吸器系トラブルや皮膚病に注意が必要
  • 顔のシワのお手入れと毎日のブラッシングは欠かせない
  • 食いしん坊で太りやすい体質なので、食事量と運動のバランスを意識する
  • 暑さに弱いため、夏場の温度管理と熱中症対策を忘れずに
  • パグは愛嬌たっぷりの表情と明るい性格で、家族を笑顔にしてくれる素敵な犬種です。

    無駄吠えが少なく人懐っこい性格は、初めて犬を飼う方にも向いています。

    ただし、短頭種ならではの健康管理や、シワのお手入れなど、パグ特有の注意点もあります。

    これらをしっかり理解した上でお迎えすることで、パグとの暮らしをより楽しく、長く続けることができます。

    パグと過ごす毎日は、きっとたくさんの笑顔と幸せをもたらしてくれるはずです。

    この記事が、パグをお迎えする際の参考になれば嬉しいです。